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僕がホストに向いていなかった理由

以前書いたホスト関連の記事を読んでくださる方が多いので、
久しぶりにホスト時代の話を書こうと思います。

あまり馴染みのない話だからこそ興味を持ってくれる人もいるんですかね?

以前の記事はこちら

ホスト時代の朝礼(前編)

ホスト時代の朝礼(後編)

目次

僕がホストに向いていなかった理由

早速タイトル回収ですが、僕がホストに向いていなかったのは「自己肯定感」が足りなかったからだと思っています。
なんかこういう書き方をすると胡散臭いですね(笑)

ホストというと大体「女性を騙して大金を使わせる悪いやつ」とか、「女性と寝て大金を使わせるやつ」とか、
「数千円のお酒を数万円の値段をつけて売る人たち」等のイメージがあると思いますが、大体そのイメージで合っています。

そうなんです。ホストって普通じゃ払わないような金額をお客様に払ってもらう仕事なんです。
しかもお金を使ってもらえれば使ってもらっただけ歩合として自分の給料になるので、
あの手この手でお金を使ってもらおうとするんですね。

自己肯定感が低いと向いてない?

上に書きましたが、ホストはお客様になるべく大金を使ってほしいんです。
その方が自分が儲かるから当然ですよね。

でも大金を使ってもらうためには自分がそれに相応しい人間である必要があるんです。
「俺はこんなにやってるんだぞ」、「俺は価値ある時間を提供しているんだ」といった自分への自信がないと、
こんなにお金を使ってもらって悪いな。この金額分だけ自分は何かを与えられているのか。

という風に考えてしまうんですね。(僕は完全にこれでした)

これはホストにとっては致命的です。お客様はお金を使うためにお店に来てくれるのに、
自分はお金を使ってもらうことが悪いと思ってしまうので、売上は上がりづらいですよね。

僕は、お客様からプレゼントを頂いたり、シャンパンを入れて頂いたこともあるのですが、
その度に申し訳ないなと思ってしまっていました。

じゃあホストに向いてる人は?

正直要素としてはかなりたくさんあるのですが、
一つ前提として大切だと思うのは、自己肯定感です。

あまり売上を求めないのであれば、お酒が好きで女の子が好きなら全然務まると思います。
しかし稼いで上に行こうと思ったら自己肯定感がないと潰れてしまうのかなと思いました。

上にも書いたように、「自分はこれだけ価値がある」、「これだけのお金をもらうだけの価値提供をしている」
というような確固たる自信を持っていないと自責の念で潰れてしまうのです。

ホストが売る商品は自分自身です。
これだけやってるんだから自分はもらって当然という自信を持っていないと
長く続けていけなくなってしまう。

自分がトークを磨いたり、お酒をうまくおねだりしたり、頻度高く連絡をしたりと技術を向上させても、
根本のメンタルの部分が備わっていないと売上を上げ続けるのは難しいと思います。

もちろんそれ以外にも大切なことはたくさんありますし、
売れてる先輩ホストのマインドやスタンスは、社会人になっても必須だなぁと思うこともたくさんありました。

また追々そのあたりのことも書いてみようと思います。
ご覧いただきありがとうございます。

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