仕事

僕がホストだった時の話

僕は昔学生だった時にアルバイトで、
少しだけホストして働いていた時期がありました。

在籍は40人ほどで、売り上げがトップの方は大体年間で1億円前後という感じのお店でした。当時はそこそこ有名なグループのお店でした。

ふと思い出したので当時のことを思い出しながら書いてみたいと思います。

目次

意外と人間関係は超良好

入る前はテレビとかのイメージで上下関係がめちゃくちゃ厳しくて売り上げあげなかった殴られたり、浴びるほどお酒のんで肝臓壊さなきゃいけないのかなとかビクビクしながら身を投じたんです(笑)

いざ入ってみると全然そんなことなくて、代表も従業員一人一人に熱く優しく(時には厳しく)接してくれる優しい方だったし、ナンバー入りしている方も後輩に優しく接してくれる人たちばかりでした。

当たり前なのかもしれないですが、売れている人ほど優しくて面白い人が多く、心配していた派閥争いとかも特にはなく、同期同士も仲良く楽しく働いていました。

No.1ホストから学んだこと

僕の働いていたお店ではナンバーというのは基本的に売上の上位3名のことを指すのですが、ナンバー入りしている方々は仕事に対してストイックというか真摯というかプロフェッショナルそのものでした。

ある日の営業終了後に僕がナンバーワンのKさんに
「どういうメール送ったらお客さんてお店に来てくれるんすかね〜」
と軽いノリで相談してみたことがあります。
(当時はラインも存在してないので基本的にはお客様とメールか電話でやりとりでした)

そうするとKさんは
「最初の一通で運命の歯車を噛み合わせること。あと『お客さん』じゃなくて『お客様』だから。次から気をつけて。」

当時は抽象的すぎて正直よく分かりませんでしたが(笑)、よく考えてみると運命の歯車を噛み合わせるというのは、一通のメールで相手の心が動くようなメールを送れということなのかなと。

営業後だから酔っ払ってカッコいいこと言ってたのかもしれないですが、これってかなり本質ですよね。

接客についた時にどういう話をして、相手がどういう人なのかを見極めて、どういうメールを送ったら喜んでまた会いたくなるのかを考えて送れということだったと思います。

そしてこれも驚いたのですが、お客さんではなくお客様と呼べと言われました。

営業終了後だからお客様は誰もいないにも関わらず。
お金をいただいている側なんだから敬意を持って接しろと注意されました。

実際に売上を1番あげている人が言うことなのでそのスタンスは大切なんだなとぼんやり理解してましたが、大人になるとやはり長く付き合うためにはあくまでこちらがお客様に対してサービスを提供しているという意識で仕事に臨むべきなんだなと思いました。

ただちゃらんぽらんに酒飲んで営業しているだけじゃ売上はあげられないんだと学びました。

営業力を磨く手段として

おそらくあまりイメージはよくないであろう職業ですが、僕自身は貴重な経験ができたと思っております。

おすすめまではしませんが、僕個人としてはアルバイトで一度経験しておく程度にはいいのかなと思います。
自分を商品としていかに売るかという仕事なのでかなりしっかりとした営業の経験にもなります。
(かなり特殊な業界ではありますが、、、)

もちろんホストじゃなくていいので、何か物を売るという経験をしておくと、もしかしたらブログでも有利に働くかもしれませんね!

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