昭和の雰囲気が漂うタイトルですが、今日は僕があまり好きじゃない精神論についての話です(笑)
今は少なくなったと思いますが、やれ気合だのやれ根性だなどと言ってくる上司や先生いますよね。
僕はそういったなんの根拠もない精神論が嫌いです(笑)
なんのロジックもなく、なんのエビデンスもなくただリソースだけをぶち込んで再現性のある成果をあげられるわけがないんです。
そんな僕ですが今日は唯一大切だと思う精神論(僕はマインドセットとほぼ同義と思っています)について書いていきます。
目次
一番手っ取り早いのは覚悟を決めること
僕の先輩や同年代の人を見ていると仕事ができる人は覚悟を決めて取り組んでいる人が多いように感じます。
とにかく気合で時間を費やして仕事をするとか、徹夜して根性で乗り切るとかそういったことではなく、シンプルに結果を出すことに対して覚悟を決めています。
覚悟を決めて仕事に取り組むと下記のように自分の行動が変化していきます。覚悟を決める→行動が変わる→結果が出るという図式が出来上がります。
- 無駄なことをしなくなる
- 成果を出すために常に考えるようになる
覚悟を決めると余計なことを考える時間が減り、自分の向かうべき方向に最短距離で向かっていけるようになります。
覚悟を決めるとはどういうことか
具体的に覚悟を決めるというのはどういう状態なのかを説明します。
覚悟を決めるとは「腹をくくる」や、「強く決心する」と言い換えることもできます。
自分の中で誓いを立て必ず遂行すると約束をするということになります。
ただ単に気合を入れて目標達成する、根性で目標を達成するということではなく、目標を達成することに対して責任を負うんです。
暑苦しい精神論ではあると思いますが、僕はこの微妙なニュアンスの違いが大きな意味を持つと思っています。
覚悟を決めるということは誓いを立て、遂行すると約束するということだと書きました。そしてそこには約束を果たすという責任が生まれます。責任が生まれると自分の中で優先順位が変わってきます。
空いてる時間にゲームではなく仕事にまつわる情報を調べたり、上司が少し時間が空いてそうであれば自分の現在の課題を相談しに行ってみたり、ちょっとした隙間時間を成果を出すために使うようなります。
そうなってくると時間が進むにつれ結果が出てきたり、月の目標達成が見えてくるようになります。
だからこそ「とにかくやる」というのが大事になるのですが、とにかく夢中になって仕事をやること。
それこそ他の事を考える余裕がないくらいに没頭すると必ず仕事が出来るようになります。
こちらは今やっていることを好きになるには?という記事で、仕事に没頭すると仕事を好きになるよということを書いたのですが、自分の中の優先順位を入れ替えて仕事に没頭すると成果を出せるようになるだけでなく仕事を好きにもなれちゃいます。
ちょっと話がずれてしまうのですが、仕事に限らずスポーツや勉強も「好きだからやるのではなく、やるから好きになっていく」ものです。
こちらの記事でもう少し詳しく話してます。
覚悟を決めて取り組むためには?
これが一番難しいですよね。優先順位を入れ替えてとにかく仕事に没頭していく。シンプルではあるけど実行ができるかというと難しいと思います。
覚悟を決めるということは心の動きなので自分の意思力によってしまうところもあります。なのでなるべく自分の意思を頼らないようにするために有効なのが紙に書いておくことです。
僕の場合はシンプルに「今月の目標:○○万円」とだけ書いた付箋を職場のデスクはもちろんですが、家の冷蔵庫やトイレに貼ったり、携帯のメモをスクリーンショットして待ち受けにしたりと、とにかく目に触れるタイミングを多く作ることにしました。
目に触れる機会が多いと意識するようになるので、空いてる時間にも自然と自分の目標を達成させるためにどうするべきかということを考えるようになりました。
原始的ですが労力も少ないのですぐに取りかかれる割りには効果はあったと思います。
覚悟を決めて取り組もう
結果を出すという覚悟を決めて仕事に取り組んでいくと徐々に成果が出てきはじめます。人間は意味のないことを続けるのは苦痛ですが、それが成果になって出てくるので継続もできるようになり、仕事でも評価を得られるようになります。
長い目で見るとボーナスが上がったり給料があがったり、自分自身にスキルが蓄積されていくのでいいことばかりなので、重くとらえずにまずは「一生懸命仕事に向き合って見るか」ぐらいの気持ちで始めてみましょう。